横浜・宮市　24日ルヴァン杯・札幌戦ベンチ入り濃厚「1秒1秒を楽しみたい。マリノスのために走り回る」

ドリブル突破を狙う横浜のFW宮市（右）　
Photo By スポニチ

　横浜F・マリノスは22日、神奈川県横須賀市内で全体練習を行い、昨年7月の右膝前十字じん帯断裂から復帰を目指すFW宮市亮が24日のルヴァン杯・札幌戦（札幌ドーム）でベンチ入りする可能性が高まった。

　ルヴァン杯は4連勝で既に1次リーグ突破が決定している。ケビン・マスカット監督は、24日の札幌戦でのメンバー構成について問われると「今日練習に参加した選手は全員（札幌戦のベンチ入りメンバーに）選べると思っている」と説明。その上で宮市の状態についても「先週から今日までいい形でコンディションも上がってきている。あとは試合勘の部分」と試合に出られる状態であるという認識を示した。

　指揮官がベンチ入りを示唆したことを伝えられた宮市は「本当ですか？」とにやり。試合出場となれば、昨年7月以来となる試合復帰に向け「全体合流もして結構やっているし、声がかかるならチームのためにやるだけ。凄く楽しみです。1秒、1秒を楽しみたいし、またプロ選手としてピッチに立てる。しかも日本一のクラブでまたユニホームを着て戦える喜びをかみしめたい。それに至るまでクラブもサポーターもいろんな人の支えがあって約10カ月やってこられた。マリノスのために走り回りたいと思います」と意気込みを示した。