横浜FCが柏を下して2勝目　Jリーグ通算150試合出場の小川がPKで決勝点

明治安田生命J１第13節   横浜FC1―0柏 （ 2023年5月13日    三協F柏 ）

＜柏・横浜FC＞前半、競り合う横浜FC・小川（右）（撮影・西海健太郎）
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　横浜FCは13日、アウェーで柏を1―0で下し、今季2勝目を挙げた。0―0の後半24分、DF林の左足クロスが柏のDF片山の腕に当たり、ハンドでPKの判定。そのPKをエースFW小川が右足できっちりとゴール右隅に蹴り込んだ。

　この7戦ぶりの今季6ゴール目が決勝点となり、チームは敵地で貴重な勝ち点3を獲得。Jリーグ通算150試合出場を勝利で飾った背番号18は「そういう節目の試合だったりで点を決める傾向があるので、自身の良さが出せたかな」と喜んだ。

　1年でのJ1復帰を果たした今季、開幕10戦勝ちなしと苦しんだが、4バックから3バックに変更して臨んだ3日のホーム新潟戦で今季初白星。前節はアウェーで神戸に完敗したが、この日も5バックでしっかり守備を固める堅守が光り、今季2度目のクリーンシートで試合をものにした。

　この2戦ぶりの白星で、暫定ながらG大阪を勝ち点で上回り最下位を脱出した。「苦しいときもみんなでいろいろ考えて、球際だったり、やっていこうという話しをしていた。それがきょうの勝利につながった」と小川。次節は20日にホームで川崎Fと対戦する。