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ナポリ、33季ぶりの栄冠 マラドーナの黄金期以来V

[ 2023年5月6日 04:33 ]

マラドーナの旗を掲げるサポーターの前でプレーするナポリのエース、オシメン=ウディネ(ロイター)

 サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で4日、ナポリが5試合を残して優勝を決めた。ウディネーゼと1―1で引き分け、元アルゼンチン代表のマラドーナを擁した黄金期の1986~87年、89~90年シーズンに続く3度目、実に33季ぶりの栄冠だ。

 前半13分に先制されたが、後半7分にCKの流れからオシメンが右足で決めて追い付いた。リーグ得点王を狙うエースの今季22点目で、必要だった勝ち点を引き寄せた。

 AP通信によるとアウェー会場内に1万1千人、外には5000人のサポーターが駆け付け、本拠地では5万人超の大観衆が集まってスクリーンで歴史的瞬間を見守った。歓喜に包まれたスパレッティ監督は「ナポリの人々にささげたい」と語った。

 ユベントス、ACミラン、インテル・ミラノの「3強」以外がセリエAを制するのは中田英寿が在籍した00~01年のローマ以来。04年に破産宣告を受け、一度は3部まで転落した人気クラブが威光を取り戻した。

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