京都FW豊川雄太の2戦連発も実らず…鳥栖に逆転負け

明治安田生命J1リーグ第9節   京都2―3鳥栖 （ 2023年4月23日    サンガスタジアム ）

　鳥栖に敗れ、肩を落とす京都イレブン＝サンガS
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　京都は鳥栖に競り負けた。前半21分にFW豊川雄太（28）が2戦連発となる先制点を奪ったが、その1分後に同点に追いつかれる。さらに2失点を喫し、前半だけで3失点を許した。

　後半開始からFW木下康介（28）やMF平戸太貴（26）らを投入して打開を図ったが、同6分にFW一美が一発退場で数的不利に立たされた。10人になった後もリスクを冒して攻撃に出たが同点までは届かず。後半アディショナルタイムの木下のPKで1点差に迫るのが精一杯だった。

　チョウ貴裁監督は「最初からテンポ良く自分たちのリズムでできたが、得点を取るちょっと前から我々のオーガナイズが崩れているのを感じていた。得点を取った後に修正できていれば…。あとから言っても仕方ないが、隙が出た。数的不利になってもファイティングスピリットを見せてくれた。だからこそ90分通して自分たちを見せるために成長しないといけないと思わされた試合。強くなった自分たちを見せたい」。主導権を握りながら結果が伴わず、悔しさをにじませた。