大迫弾でも呪縛解けず…神戸　痛恨逆転負け　対横浜戦ホームでは11試合勝ち星なし

明治安田生命J1第9節   神戸2－3横浜 （ 2023年4月22日    ノエスタ ）

逆転負けに肩を落とす神戸・大迫　（撮影・後藤　大輝）
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　明治安田生命J1リーグは各地で2試合が行われ、首位の神戸はホームで横浜に2―3で逆転負けを喫した。元日本代表FW大迫勇也（32）が前半28分に追加点。エースの今季6ゴール目で試合を優位に進めたが、手痛い黒星を喫した。

　呪縛を解き放つことはできなかった。2点リードをひっくり返された神戸の吉田監督は「一瞬でも隙を見せると、仕留める力を持っている」と、昨季王者の底力に脱帽した。対横浜はリーグ戦5連敗で、ホームでの同戦も11試合勝ち星なしだ。

　試合開始から連動できていたハイプレスが徐々に効かなくなった。ただ、決して“ガス欠”ではない。リーグ2位の6点目を挙げたFW大迫が「2―0になるまでは良かったけど、その後は経験値の浅さやもろさが出た」と口にしたように受けに回ってしまった。DF初瀬も「そこで押し返す力が必要だった」と心の問題に言及した。