神戸・吉田監督が新戦力突き上げ期待「底上げは重要」　19日・ルヴァン杯広島戦

ルヴァン杯広島戦へ意気込む神戸・吉田監督（C）VISSEL　KOBE
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　神戸の吉田孝行監督（46）が、新戦力の突き上げに期待した。

　19日のルヴァン杯・広島戦（Eスタ）では大幅なターンオーバーが濃厚。「出ていない選手にチャンスが出てくる。底上げは重要だと思っています」。5失点大敗したものの前回のルヴァン杯・広島戦（5日）でパフォーマンスが良かったMF中坂勇哉とMF川崎修平が、続くリーグ新潟戦（9日）でベンチ入り。「その試合で良かった選手を次の試合でベンチ入れるのは競争につながる」とリーグ戦で首位を走るチームの層をより厚くしたい考えだ。

　この日発表された2、3月のJ1月間監督賞を初受賞。「選手たちのハードワークとスタッフのサポートがあって取れた賞だと思います。日頃から神戸に関わってくれている皆さんに感謝したいです。まだシーズン序盤ですので、これに満足せず1戦1戦、全力で戦っていきたいです」。まずは広島へのリベンジを果たし、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやMFサンペールですらスタメンが確約されない“聖域なき競争”をさらに加速させる。