カズ ポルトガル初のベンチ入りも新天地デビューは持ち越し

三浦知良
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　ポルトガル2部オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良（56）が14日、ホームのファレンセ戦で初めてベンチ入りを果たした。

　チームは前半24分に先制を許し、後半17分に追いついたものの、その5分後に勝ち越された。カズは最後まで出場機会はなく、新天地デビューは持ち越しとなった。チームは1―2で敗れた。

　プロ38年目のカズは、2月に横浜FCからオリベイレンセに今夏までの期限付きで移籍。通算5カ国目の海外挑戦となった。

　56歳の誕生日を迎えた2月26日のオンライン会見では、日本と違う粘土状のピッチへの適応に苦しんでいると説明。筋肉系の炎症が多発しているということで「コンディションを上げきれない。非常に厳しい戦いだけど、ベンチ入りして1分でも長くピッチに立ちたい」と話していた。