Eフランクフルト長谷部 来季まで選手契約1年延長を発表　都内で会見　40歳まで現役確実に

＜フランクフルト長谷部会見＞会見する長谷部（撮影・西海健太郎）
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　ドイツ1部Eフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠（39）が21日、東京都内で会見を行い、来季まで選手契約を1年延長したことを発表した。長谷部はクラブと23年夏以降のコーチ契約を結んでおり、今季終了後の去就が注目されていたが、昨年10月にも同国スカイスポーツによってクラブ側が1シーズンの選手契約延長を打診する方針を示したと報じており、それが実現した形だ。今回の契約延長で長谷部は、40歳まで現役を続けることが確実となった。

　この日に帰国した長谷部は、その足で会見場に向かい、クレーシェ強化責任者ともに登壇。「今回、日本でこうして契約延長の会見をできることをうれしく思います。Eフランクフルトにはこれで10シーズン目。来年1月には40歳になる。（引退の時期を）自分で判断できる選択を与えてくれたクラブには本当に感謝している。自分の人生の大きな一部となっている」などと喜びを口にした。

　同席したクレーシェ強化責任者は「長谷部選手はスター選手。敬意を示すために、日本で会見を行うことを決めた。日本人でこれだけ成功を収めている選手はいない。この年齢でもこれほど高いパフォーマンスを続けている。クラブが決めるのではなく、長谷部選手がいつまで現役を続けるかを判断してほしい」と話した。

　また会見では、Eフランクフルトが4月から日本でアカデミーを開設することも発表された。長谷部は「引退後の契約を28年まで結んでいるので、（クラブと日本の）架け橋になれれば。これからもEフランクフルトといい関係を続けていければ」と抱負を語った。