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MF堂安律も侍ジャパンに興奮「メチャクチャ興味ある」大谷のパフォーマンスは「まさにリーダー」

[ 2023年3月21日 20:18 ]

<サッカー日本代表練習>練習に汗を流す堂安(右)(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は21日、千葉市内で公開練習を行った。この日午前に帰国したMF堂安律(24=フライブルク)は侍ジャパンに刺激を受けたことを明言。第2次森保政権初陣となる親善試合ウルグアイ戦(24日・国立)と同コロンビア戦(28日・ヨドコウ)へ向けて気持ちを高めた。

 12日のホッヘンハイム戦で得点した際には『ペッパーミル』パフォーマンスを披露。WBCの話題を振られると「メチャクチャ興味あります。(見ていた?)もちろん!」と即答した。なかでも印象に残ったのが、9回に反撃の二塁打を放った大谷が自らヘルメットを投げ飛ばすパフォーマンス。「あの一つの行動だけで日本中が“いける”と思えた。まさにリーダーだなと思った」。苦しい展開で味方を鼓舞し、勇気づける姿は競技の垣根を越えて感じるものがあり「そういうのができる選手が一人でも多くなれば、日本サッカーももっと良くなる」と目を鋭くした。

 その“リーダー”になることを堂安は公言している。ドイツとスペインから得点を奪い、カタールW杯後には「エースになりたいとずっと言っているけど、リーダーにならなくちゃいけないと思っている」と口にした。その後は体調不良や厳しいマークに苦しみ、ドイツで結果が出せない日々が続いたが、ホッヘンハイム戦と直近のマインツ戦でリーグ戦2戦連発。「少なからず(重圧は)感じていたけど、そこから逃げずに得点を意識できた。ここ2試合は内容は良くないけど、悪い時に結果を出すのは良い選手の証しの一つ」とさらに“殻”を破り、自信を深めて森保ジャパンに合流した。

 ウルグアイは18年10月、国際Aマッチ自身初得点を奪った縁起の良い相手。『ペッパーミル』パフォーマンスの再現は約束しなかったものの、ド派手な1発をたたき込み、26年W杯へ号砲を上げる。

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