板倉　リーダーの自覚　守備陣最年長26歳「W杯を経験したメンバーが中心になってやらないと」

練習を見学する人たちに手を振る板倉（右から2人目）（撮影・西海健太郎）
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　世代交代と故障者続出のため、26歳にして守備陣最年長となったDF板倉がチームを引っ張る覚悟を示した。練習初日を終えて取材に応じ「年齢は関係ない。W杯を経験したメンバーが中心になってやらないといけない気持ちが強い」と決意を語った。

　コロナ禍となってから初めて一般公開された練習には約600人のファンが集結。板倉はジョギングでは先頭に立つなど、早速リーダーシップを発揮した。今回招集を見送られたDF吉田から「ケガせず頑張れ」とエールをもらったと明かし「次のW杯で優勝を狙うための代表期間。一日一日を大切にしたい」と気合十分だった。

　W杯後初の国際Aマッチとなる南米の強豪との連戦を心待ちにする。森保監督が掲げたW杯優勝という目標を達成するために、W杯出場国に勝つことが重要だといい「（強豪と）初めて戦う選手もいると思うが、これを基準にして戦ってほしい」とリーダーとしての自覚をのぞかせた。