C大阪・クルークス　古巣福岡との激突に秘策「彼らが知らないプレーを」

ウオーミングアップをするC大阪・香川（左手前）、クルークス（後列左）ら
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　C大阪は22日、大阪・舞洲で練習し、今季福岡から完全移籍で加入したMFジョルディ・クルークス（29）が次節の25日に早くも激突する古巣撃破へ思いをはせた。

　18日の新潟との開幕戦（ヨドコウ）では0―1の前半27分、右サイドから左足でファーサイドへ絶妙なクロスを上げてMF為田大貴（29）のチーム今季初ゴールとなる同点ヘッドを演出。勝ち点1獲得に貢献した。

　25日は今季初のアウエー戦となるが、背番号11にとっては慣れ親しんだベススタでの一戦になる。「2年間、過ごしたチームなのですごく楽しみな気持ちはあります。チームメート、ファンの皆さんに愛されていたと思っていますし、また（ベススタで）プレーできるのもうれしい」と話したが、もちろん勝ち点3を譲る気などない。クロスの精度も「徐々に高まっていく」と自信をのぞかせつつ「僕のプレースタイルとか強みはわかっていると思いますし、分析もしてくると思うのでやりづらさはありますが、同時に僕も彼らが知らないプレーを生み出して実行に移そうかなと思っている」と新しい姿を見せるつもりだ。