遠藤保仁が語るサッカーに大事な「基礎とメンタル」

磐田・遠藤保仁
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　プロ26年目の元日本代表MF遠藤保仁（43＝磐田）が、鹿児島実の2年後輩である那須大亮氏（41）の公式YouTubeに出演。子供たちに「基本がないと応用もできない」と説いた。

　「スパルタが残っていた」という高校時代のランニングメニューは「だりい、早く終わらんかな」と憂鬱なほど嫌いだったという。「ヤットさんでもそうだったんですか」と驚く那須氏に子供たちへのアドバイスを求められた。

　子供たちはドリブルやリフティングの技を動画で見るのが好き。それも大事と認めるが、遠藤は「やっぱり基本がないと応用はできない。基礎練習は小さいときからやるべき」ときっぱり。

　具体的には「止めて蹴る」。どんなボールも一番蹴りやすいところに置く練習は絶対にした方がいいと主張した。

　「あとはパススピード。状況に応じた蹴り分け」を身につけるべきと続けた。

　もうひとつ「あとはメンタル」とし、高校時代のランニングメニューを例に挙げ、「追い込まれて限界を超えていた（経験は）強み。負けず嫌いは絶対必要」と明かした。

　フィジカルは生まれつきのものがある。小柄な体で日本代表歴代最多152試合出場を誇る遠藤は「基礎とメンタル」は努力で身につけられる武器と話した。