故障で開幕戦欠場のJ1札幌FW小柏、練習に部分合流　早ければ来月4日の新潟戦での復帰目指す

ボール回しで笑顔を見せる札幌の小柏
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　熊本キャンプ中のJ1コンサドーレ札幌は21日、大津町運動公園球技場で練習を行い、1月26日の練習中に左太腿前を肉離れしたFW小柏剛（24）が部分合流した。ゲーム形式は見送ったものの、約1カ月ぶりの練習参加に「久々にサッカーができて楽しかった。痛みはないので大丈夫」と笑顔がはじけた。

　昨季は右太腿裏の肉離れで何度も離脱し、リーグ戦13試合の出場に終わった。リベンジとなる今季への強い思いで、オフに肉体強化を行ってきたが「張りは感じていなかったのでビックリした」とこれまでと違う箇所を負傷。落胆は大きかったが、東京で懸命のリハビリを続け、万全の状態で戻ってきた。

　18日の広島との開幕戦は、FW陣の裏に抜ける動きが少なく押し込まれた。「もっと背後に抜けられたらなと思うところがあった」。小柏不在の影響が際立った試合だったが「新潟戦になるか、その次（対横浜）になると思う」と、まずは3月4日の敵地・新潟戦を目指す。（青木　一平）