三笘　今季目標ゴール数10点以上を　絶好調男にブライトン指揮官が“上方修正”

　イングランド・プレミアリーグのブライトンを率いるロベルト・デゼルビ監督（43）が日本代表MF三笘薫（25）の目標ゴール数を引き上げたと、地元紙アーガス（電子版）が7日に報じた。

　デゼルビ監督は、記者に対して「三笘は今、何ゴール決めているんだ？」と逆質問すると、4日に行われたプレミアリーグ・ボーンマス戦で公式戦の得点数を7に伸ばしたことを確認。10ゴールの2桁得点を要求していた三笘の目標ゴール数について、「その数を引き上げなければ」と語り、三笘にさらなるゴールを求めた。また同監督は「三笘のゴールが必要だし、MFソリー・マーチも必要。デニス・ウンダフ、ダニー・ウェルベックといったFW陣もそうだ」とし、アタッカー陣にゴールを呼びかけた。

　イタリア人指揮官は試合中、テクニカルエリアから三笘に定期的に指示を送っていると明かし、「いつも三笘は私の近くにいる。選手に指示を送るのは非常に重要なこと。私はピッチ上でプレーしているわけではないので、指示を送るだけの私は楽なのだが…」と話した。

　デゼルビ監督は1月14日の記者会見で「三笘には毎日繰り返し、10ゴール、10ゴールと伝えている（笑い）。彼はイエスと答えているんだ。彼は、私の要求を理解している」とコメント。破竹の勢いでゴールを量産している三笘だが、2月に7ゴールに到達したことで、デゼルビ監督は目標ゴール数を引き上げてハッパをかけた。