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横浜マスカット監督 バンクーバー移籍決定的なGK高丘離脱に「このタイミングは残念」GK争いは横一線

[ 2023年2月7日 15:33 ]

マスカット監督
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 11日に甲府との富士フイルム・スーパーカップ(国立)を控える横浜は7日、神奈川県横須賀市内で練習を公開。正GK高丘が米MLSバンクーバーへの移籍が決定的な状況を受け、ケビン・マスカット監督は「このタイミングというのは残念でした」と開幕直前の移籍を嘆いた。

 高丘は昨季チームで唯一リーグ全試合に出場し、リーグ最少タイの35失点に抑えて3季ぶり5度目の優勝に貢献した。残る3人のGKは、20、21年にリーグ戦計7試合に出場した25歳のGKオビ、鹿児島ユナイテッドFCへの期限付き移籍から復帰した26歳のGK白坂、公式戦出場経験がない20歳のGK田川。マスカット監督は「自分たちは前を向いていかなければいけない状況。チームとしても動いているとは思います」と説明した。

 甲府戦を含む今後のGKの起用法を問われた指揮官は「新加入したGK(白坂)もいるし、前からいるオビもそうだし、田川もこの1年間で成長した。練習試合4試合を見たが、正直もうちょっと見たい部分はある。(高丘の移籍が)もっと早くから分かっていれば3人をもっと試合で使って見る準備ができた。(11日の甲府戦までの)数日間で判断して決めたい」と横一線を強調した。

 オビは高丘について「JリーグのチャンピオンのGKということで一つの指標、ライバル。あのレベルのGKにならないといけないと刺激をもらっていた」と感謝。その上で「一つでも多くの勝利を自分がチームに届けたい思いはある」とレギュラー奪取へ意気込んでいた。田川も「(高丘から)学んだことをこれからもっと伸ばしていきたい。今まで積み上げてきたものをさらに積み上げて、自分のプレーを評価してもらいたい。今まで通り変わることなくやり続けることを意識している」と話した。

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2023年2月7日のニュース