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浦和・DF荻原拓也 「覚悟」の2年半ぶり復帰 成長見せる

[ 2023年2月7日 04:40 ]

2月17日開幕 J1注目の新鮮力

2年半ぶりに復帰の浦和で成長と覚悟を示す荻原拓也(2020年撮影)
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 決して短くない武者修行を終えた左サイドバックが、今度こそ埼スタで成長した姿を披露する。京都への期限付き移籍から復帰したDF荻原拓也(23)にとって、新体制会見で2年半ぶりに袖を通した浦和のユニホームには感じ入るものがあった。

 「“成長して必ず戻る”という誓いを果たすのはもちろん、勝敗の責任を背負える選手として戦いたい。このユニホームを着てプレーする重みを知っているからこそ、覚悟を持って帰ってきた」

 京都ではJ2だった21年に40試合2得点。主力としてJ1昇格に貢献した。さらに昨季は負傷離脱もありながら、21試合2得点でチームの左サイドを支えた。持ち味は積極的な攻め上がりと精度の高いクロス。幼少期から育った浦和を離れ、試合経験を積み、たくましさは一段と増した。

 同じ左サイドバックには、昨季、21歳ながら定位置を確保したU―21日本代表DF大畑がおり、まずは激しいポジション争いを勝ち抜かねばならない。それでも「2年半での自分の成長を、ピッチでのプレーで最大限還元したい」と譲る気は一切ない。スコルジャ新監督の下、「覚悟」を示すだけ。攻めの気持ちで、ACLとJ1優勝へと駆け抜ける。

 ◇荻原 拓也(おぎわら・たくや)1999年(平11)11月23日生まれ、埼玉県出身の23歳。浦和ジュニアユース、同ユースを経て、18年にトップチームに昇格。20年8月にJ2新潟に期限付き移籍。翌年からはJ2京都に期限付き移籍し、今季から浦和に復帰した。J1通算34試合2得点。1メートル75、73キロ。利き足は左。

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2023年2月7日のニュース