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“お祭り男”槙野智章が選ぶNo.1ゴールパフォーマンスは?「いろんな方に楽しんでもらえた」

[ 2022年12月26日 14:55 ]

広島時代にゴールを決め大喜びする槙野智章(2009年撮影)
Photo By スポニチ

 今季限りでの現役引退を表明したJ1ヴィッセル神戸の元日本代表DF槙野智章(35)が26日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で「現役引退および槙野劇場第二章開幕宣言会見」を開いた。

 槙野は「これまでにない会見にしたい」とプロジェクターを使ってこれまでのサッカー人生、今後のビジョンについて自らの口で説明。「今季、選手として“槙野劇場”を起こせなかった」と引退の理由を語り、今後は「選手たちを最高に輝かせられる監督に」と指導者を目指すことを誓った。

 明るいキャラクターでも知られ、「魚釣り」や「だるまさんが転んだ」「オーケストラ」など様々なゴールパフォーマンスでサポーターを喜ばせてきた槙野。プロ生活17年間で「一番」と自負するパフォーマンスは「皆さんに認知してもらい、いろんな人に広めてもらったのは広島時代に行った京都戦でのフリーキックの後の魚釣りのパフォーマンスです」とした。理由として「個人でやるよりもチーム全体を巻き込んだパフォーマンスが好き。いろんな方に楽しんでもらえた。そこが僕のゴールパフォーマンスの原点かなと思います」と語った。

 また、一番思い出に残る試合として「やっぱり2021年の浦和での天皇杯決勝の大分トリニータ戦ですかね。プレー時間は短かったですけど、退団を表明して最後の試合で優勝して置き土産という形で。チームを離れることになったあの試合は、やっぱり忘れられないゲームかなと思います」と後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決め、浦和を8度目の優勝に導いた天皇杯決勝をベストゲームに選んだ。

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