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“お祭り男”槙野智章「自分でプレゼンしながら進めていきたい」異例の引退会見がスタート

[ 2022年12月26日 12:17 ]

<槙野智章引退会見>笑顔で会見に臨む槙野智章(撮影・大森  寛明)
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 J1ヴィッセル神戸の元日本代表DF槙野智章(35)が26日、神戸市のノエビアスタジアム神戸で会見を開いた。

 この日の会見は「現役引退および槙野劇場第二章開幕宣言会見」と題して開かれ、スーツ姿の槙野は「これまでにない会見にしたいと思って、今日はプロジェクターで自分でプレゼンしながら進めていきたいなと思っていますので、ぜひ気になった点メモしていただき質問投げかけてください。よろしくお願いします」と語った。

 そして「失礼ながら前に出て話したいなと思います」と壇上から降り、「これまでいろんなアスリート、引退される方の会見を見て、自分の伝えたいことを率直に皆さんに伝えたいのがありまして、なぜ今引退したのか、今後自分がどういうふうにやっていきたいのかっていうのをここで皆さんに伝えていきたいと思います」とプロジェクターを使いながら、これまでのキャリアを振り返りながら今の率直な思いを語り始めた。

 24日放送の日本テレビ系「Going! Sports&News」に生出演し、「今シーズンを持ちまして17年プレーしてきたプロサッカー選手を引退したいと思います」と自らの口で発表していた槙野。「監督をやりたいという気持ちが強くなってきたので決断しました」と指導者を目指す方針を語っている。

 ◇槙野 智章(まきの・ともあき) 1987年(昭62)5月11日生まれ、広島県広島市西区出身の35歳。広島ジュニアユース―ユースを経て06年にトップチーム昇格。同年12月の清水戦でJ1デビューを果たした。2年目途中からレギュラー定着。11年1月にケルン(ドイツ1部)へ完全移籍。12年1月に浦和へ期限付き移籍し、13年から完全移籍。アル・ナスル(サウジアラビア)や広州恒大(中国)などのオファーを断り、9年間在籍した。その間、ACL優勝(17年)や2度の天皇杯制覇(18、21年)に貢献。22年から神戸に在籍した。日本代表には10年1月イエメン戦でデビューし、国際Aマッチ通算38試合4得点。1メートル82、77キロ。妻は女優の高梨臨。

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