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26年W杯こそ“新しい景色”を!堂安、遠藤ら中盤は人材豊富 FW陣に絶対的リーダー必要

[ 2022年12月20日 05:20 ]

1次リーグのスペイン戦でゴールを決め喜ぶ堂安(撮影・西海健太郎)

 FIFAワールドカップ26年大会(米国、カナダ、メキシコの3カ国共催)への4年間は“継承”が一つのポイントになる。

 中盤は人材が豊富。大会2得点の堂安ら若手に加え、ボランチにも遠藤、守田と今大会で貴重な経験を積んだ選手が脂の乗った年齢で4年後を迎える。もちろん新陳代謝も必要で、パリ五輪世代の藤田や松木らJリーグ組に加え、中井ら海外組の台頭もありそうだ。一方で8強の壁を打ち破るにはFW陣に絶対的リーダーの登場が必要。今大会で悔しい思いをした町野、上田の奮起に期待したい。

 最終ラインは板倉、冨安のCBコンビが安定。長友、酒井が長年務めてきたサイドバックはオランダで結果を出している菅原やケガで欠場した中山らが成長してくるはず。GKは谷や大迫ら招集経験のある若手がどれだけ経験値を増やせるかにかかってくる。

 ▽26年W杯 米国、カナダ、メキシコで史上初の3カ国による共催。米国はロサンゼルスやボストン、アトランタなど11会場、カナダはトロントとバンクーバーの2会場、メキシコはメキシコ市など3会場が舞台となる。出場枠は今大会までの32から48に増え、アジアの出場枠は現状よりも4つ増えて最大で9。インファンティノ会長は16日の理事会で、1次リーグの方式の再考を明言。3チームの16組で各組2位までが決勝トーナメントに進む方式を計画していたが、現行と同じ1組4チームとして12組に分ける方式を検討するとしている。

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2022年12月20日のニュース