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神戸 エース・大迫弾でクラブ記録に並ぶ5連勝!「苦しい1年続いたけど…」自動降格回避

[ 2022年10月13日 06:00 ]

<神戸・湘南>前半、競り合う神戸・大迫(左)と湘南・茨田(撮影・後藤 正志) 
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 神戸は頼れるエースの一撃で、同一年では08年のクラブ記録に並ぶ5連勝を飾った。後半21分の左CK。大迫が巧みな動きで相手のマークを外すと、右太腿で決勝点を挙げた。「いい時間に決められた。(勝てて)ホッとしています」。得点後は雄叫びを上げ、胸のエンブレムを誇らしげに叩いた。

 慢性的な足の負傷でスタメンに復帰したのは10月1日福岡戦から。「ケガでチームに迷惑をかけた。これからはチームの助けになりたい」と話す通り、最前線で起点になり、素速い切り替えで守備でもスイッチ役になるなど圧倒的な存在感を見せた。スタメンでは今季初得点だ。11月1日にはW杯カタール大会に臨む日本代表メンバーが発表されるが、3大会連続出場は確実に視界に捉えている。

 14年ぶりの5連勝で、J2自動降格圏を回避する16位以上が確定した。大迫は「苦しい1年が続いたけど、残り2試合でいい姿を見せたい」と言葉に力を込めた。さらに状態を上げ、29日の川崎F戦、来月5日の横浜戦で上位チームを打ち砕く。 (飯間 健)

《日本代表・森保監督も喜ぶ》日本代表の森保一監督が大迫の復調を喜んだ。FC東京―C大阪戦を観戦後、湘南戦で決勝点を決めた大迫について「コンディションは良くなったと思う。得点も重ねているし、感覚も鋭くなっているのかなと。FWは得点を取りながら感覚をより研ぎ澄ませていくので(状態は)上がっていると思う」とコメントした。

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2022年10月13日のニュース