Eフランクフルト鎌田がCL初ゴール「亡くなった親友の母にささげる」逆転負けで長谷部は負傷交代

欧州チャンピオンズリーグ1次リーグD組第4戦   アイントラハト・フランクフルト2―3トットナム （ 2022年10月12日    英国・ロンドン ）

欧州チャンピオンズリーグ初ゴールとなる先制点を決めた鎌田（AP）
Photo By ＡＰ

　アイントラハト・フランクフルト（ドイツ）の日本代表MF鎌田大地（26）が敵地のトットナム（イングランド）戦で前半14分に欧州チャンピオンズリーグ（CL）初ゴールとなる先制点を決めた。味方が敵陣の深い位置でボールを奪って波状攻撃。最後は鎌田がゴール前でパスを受け、右足で落ち着いて右隅に流し込んだ。

　試合はその後、地力に勝るトットナムが優位に進め、孫興民の2得点とケーンのPK弾で逆転。Eフランクフルトは守備の要である元日本代表DF長谷部誠（38）が後半24分に左膝を痛めて交代を強いられ、退場者も出して2―3で敗れた。

　鎌田はゴールに加えて守備の局面でも存在感を示したが、後半33分に退いた。自身のSNSでCL初ゴールに関して英語で「最近亡くなった親友の母にささげる」と記した。また、逆転負けには「望んだ結果ではなかったけれど、前に進むしかない」と訴えた。勝ち点4でD組最下位ながら、2試合を残して首位トットナムとは勝ち点3差。逆転を信じて巻き返しに挑む。