アーセナル・冨安健洋リーグ初先発　左サイドバックで躍動　監督絶賛

イングランド・プレミアリーグ   アーセナル3―2リバプール （ 2022年10月9日    英国・ロンドン ）

アーセナルのDF冨安健洋（AP）
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　アーセナルの日本代表DF冨安健洋（23）がリバプール戦で今季プレミアリーグ初先発を果たし、フル出場で3―2の勝利に貢献した。負傷欠場したジンチェンコの穴を埋めるため、チーム内での定位置だった右のサイドバックではなく左で先発。相手エースのサラーとマッチアップしたが、前半14分にクリーンな守備でボールを奪い取るなど奮闘した。同32分に中央に切り込まれてシュートされる場面もあったが、リーグ得点王3回のストライカーを相手に互角以上の対応ぶりで自由にプレーをさせることなく、後半24分に途中交代に追い込んだ。

　今季はコンディション面で不安を抱えて出遅れ、控えに回っていたものの、6日の欧州リーグ・ボデグリムト戦から中2日の強行日程で公式戦2戦連続フル出場。アルテタ監督は「非常に良かった。望んでいたプレーを忠実にこなした。サラーを相手に考えるのと、実際にやるのとでは全く違う話になる」と絶賛した。英紙サンもチームで2番目に高い8点と採点し「サラーを封じ、監督の大胆起用を正当化した」と評価した。