C大阪　難敵・浦和撃破で4位浮上　小菊監督「感動的なゲーム」　3位広島と勝ち点3差に

明治安田生命J1第26節   C大阪1－0浦和 （ 2022年9月14日    埼玉 ）

＜浦和・C大阪＞前半、ゴールを決め喜ぶC大阪・加藤（中）（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　各地で4試合が行われた。C大阪は敵地で浦和に1―0で競り勝ち、2連勝。試合がなかった鹿島を抜いて4位に浮上した。

　C大阪が攻守で地力を見せつけた。ACLで決勝に駒を進めている難敵・浦和を1―0完封。小菊監督は「厳しい日程の中、勝利のために走り、戦ってくれた。感動的なゲーム」と選手を称えた。

　FW加藤のスーパーゴールがすべての始まりだ。前半24分、左サイドをドリブルで駆け上がったMF為田が高速クロスを供給。中央付近へ走り込んでいた加藤が右足ダイレクトで合わせ「点を取れば気持ちも楽になる」と満足そうに語った。

　この1点を全員で守り切った。守備の要であるDFマテイ・ヨニッチは「相手にチャンスや隙を与えなかった」と納得の表情。何度もセットプレーからゴールに迫られながら、すべてをはね返して4位へ浮上。1試合少ない中で3位・広島と勝ち点3差に迫った。

　17日は最下位の磐田が相手。取りこぼしは許されない。そして21、25日にはルヴァン杯準決勝で浦和との再戦が待つ。リーグとカップ戦の行方を左右する大事な3連戦。加藤は「3連勝します」と宣言した。　（八木　勇磨）