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E―1組からの“昇格”名古屋MF相馬「上を抜く。チャレンジャーの気持ち」

[ 2022年9月15日 14:52 ]

相馬勇紀
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は15日、ドイツ遠征(23日・アメリカ戦、27日・エクアドル戦)に臨む日本代表メンバー30人を発表した。国内組限定で臨んだ7月のE―1選手権からの“昇格”はMF相馬勇紀(名古屋)とFW町野修斗(湘南)の2人。相馬は堂々の下克上を宣言した。

 「僕はずっと招集されてきたわけじゃないし、今回も序列が高いわけじゃない。(W杯メンバー入りの)当落線上でもない。上を抜く立場。練習やピッチ外のコミュニケーションを含めて評価されるか、されないかだけ。チャレンジャーの気持ち、それしかない」

 E―1選手権では3試合3得点2アシストをマーク。チームの優勝と大会MVP、さらに大会得点王を獲得した。「人は失敗から学んで成長することもあれば、成功から学んで成長するものもある。その中で僕はどっちかいえば成功から成長してきた方」。4位だった昨夏の東京五輪では全6試合出場で2アシスト。結果を積み重ねることで選手としての重厚さを増してきた。だからこそ「海外組や国内組の意識はない。東京五輪でスペイン代表、トゥーロン国際大会でもブラジル代表と試合をした。世界と戦うメンタリティーはできあがっている。気後れはない?はい」とハッキリと口にした。

 「得点やアシストを目指してやってきたいし、そこを取れないとメンバー入りもない」

 E―1選手権同様に果敢に結果を求めていく。

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2022年9月15日のニュース