横浜FC・斎藤功佑　残り8試合での貢献誓う　J1復帰へ「最後まで気を引き締めてやっていきたい」

斎藤功佑
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　J2で首位を走る横浜FCのMF斎藤功佑（25）が9日、栃木戦（10日、ニッパツ）前日のオンライン取材に応じた。

　最短でのJ1復帰を掲げる今季、残りは8試合となった。「1位というポジションにいられているし、選手としても目標が明確で同じ方向を向けていると思うので、最後まで気を引き締めてやっていきたい」と斎藤。「チャンスがあったら点を取って勝利に貢献したい」と、自己シーズン最多となる4点目のゴールにも意欲を示した。

　今季は開幕から6試合連続先発と好調なスタートを切った。だが3月26日の甲府戦で右下腿打撲と肉離れのケガを負い、戦線から離脱。5月15日の徳島戦で復帰してからは、途中出場が多く続いている。それでも「シーズンを通して成長を感じている」と25歳。ボランチのMF和田拓也（32）から守備時の動き方を学ぶなど、戦術的な理解を深めてきた。

　四方田修平監督（49）は斎藤について、「技術の高さとか攻撃センスは非凡なものがある」と高く評価。「残り試合、彼の力でチームの勝利につなげていってほしい」と期待を込める。斎藤自身も「実際に試合に出て勝利に貢献する部分では足りないので、残り8試合で貢献できたらいい」と誓う。

　10日に対戦する栃木には、4月の前回対戦で0―0で引き分けた。16位と順位は下だが、「非常にアグレッシブというか、（やることが）はっきりとしている。攻撃ではロングボールを多用してクロスを積極的に上げ、守備もアグレッシブにいくイメージがある」と警戒。「難しい試合になると思いますけど、自分たちの良さを生かして勝ち点3を取りたい」と勝利へ意気込んだ。