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久保がマンチェスターU撃破に貢献 地元紙は最高評価「勝つための鍵だった」

[ 2022年9月9日 09:11 ]

欧州リーグ・1次リーグE組第1戦   レアル・ソシエダード1―0マンチェスター・ユナイテッド ( 2022年9月8日    英国・マンチェスター )

マンチェスター・ユナイテッド戦の前半、攻め込むレアル・ソシエダードの久保(右)=マンチェスター(共同)
Photo By 共同

 Rソシエダードの日本代表MF久保建英(21)がマンチェスターUとの開幕戦で躍動し、1―0の白星スタートに貢献した。後半11分に右サイドから折り返すと、MFシルバの放ったシュートが相手のハンドを誘ってPKを獲得。MFブライス・メンデスがこれを決めて決勝点を挙げた。

 2トップの一角で公式戦2戦ぶりに先発した久保は先制の直前にも立て続けに左サイドからクロスを入れて好機を演出。後半19分にも鋭いシュートを相手GKに浴びせて同33分に退くまで存在感を示し、夢の劇場オールド・トラフォードでの勝利を支えた。

 スペイン紙ムンド・デポルティボ紙は久保をマン・オブ・ザ・マッチに選び「劇的でインスピレーションにあふれた15分間で左サイドから試合を立ち上げてマンチェスターUのリンデロフ(センターバック)に屈辱を与えた。彼は2つのゴールチャンスとなるセンタリングをセルロートに上げ、シルバにパスを出してPKにつなげた。彼は天才のように違いをもたらすために適切なタイミングで出現した」と称賛。ノティシアス・デ・ギプスコア紙もチーム最高に並ぶ9点と採点し「Rソシエダード最高の攻撃的選手。楽観的で厚かましいまでに、自分のプレーと突破する力を大いに信頼していた。チームが栄光を信じて勝つための鍵だった。2つの輝くようなセンタリングと優れたシュートを放った」と称えた。

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