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浦和 5発で19年準V以来の8強!モーベルグ&ユンカー2発“埼スタ無双”の予感

[ 2022年8月20日 04:30 ]

ACL東地区決勝トーナメント1回戦   浦和5ー0ジョホールDT ( 2022年8月19日    埼玉 )

<ジョホールDT・浦和>前半、この日自身2得点目のゴールを決めた浦和・モーベルグ(中央)はサポーターを背に喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 東地区の決勝トーナメント1回戦で浦和はジョホールDT(マレーシア)に5―0で勝利し、準優勝した19年以来、3大会ぶりの8強進出を決めた。前半8分にDFアレクサンダー・ショルツ(29)がPKを決めて先制。MFダヴィド・モーベルグ(28)とFWキャスパー・ユンカー(28)がともに2ゴールを決めて、圧倒した。20日に組み合わせが決まる準々決勝は22日、準決勝は25日に実施。西地区と争う決勝は来年2月19、26日にホームアンドアウェー方式で行われる。

 3度目のアジアの頂点へ、浦和が第一関門を突破した。前半にモーベルグの2ゴールを含む3得点で勝負を決定づけると、後半に途中出場のユンカーがダメ押しの2発。14年から21年まで国内リーグ8連覇のマレーシア王者を零封した。

 ACLで優勝した07年と17年はホームで11勝2分け(4勝2分けと7勝)と絶対的な強さを誇ったが、今大会でも“埼スタ無双”を予感させる完勝劇。6―0で勝った13日のリーグ磐田戦に続くゴールラッシュでの快勝に、ロドリゲス監督は「気を緩めないで戦うように選手に伝えた。凄くいい入りができ、素晴らしいサッカーができた」と自賛した。

 地の利を生かして勝利を手にした。声出し可能エリアとして約5000枚のチケットを販売。当初の4500枚は即座に完売し、500枚以上を追加で売り出した。そのかいもあって、集まったサポーターの大歓声と拍手が夜空に響き渡り、浦和の選手たちに勇気を、相手にはプレッシャーを存分に与えた。

 中2日で準決勝まで3試合をこなす過密日程のため、ロドリゲス監督は後半開始時に3選手を交代。余裕のある展開で、コンディション面の不安もできる限り排除した。20日には準々決勝の組み合わせが決定し、準決勝までの2試合も埼スタで戦える。

 GK西川は「今季は勝てない時にサポーターと話し合ったり、いろいろあった。久しぶりに自分のチャントを聞けて鳥肌が立った。一緒に戦う仲間として、素晴らしい雰囲気をつくってくれた」とサポーターに感謝した。赤に染まった会場で大きな後押しを受け、優勝にまい進する。

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2022年8月20日のニュース