シントトロイデン・岡崎がデビュー戦で4年ぶりに香川と先発競演　チームは5戦目で初勝利

　サッカーのベルギー1部シントトロイデンに加入した元日本代表FW岡崎慎司（36）が20日、敵地のオーステンデ戦で先発デビューして1―0の勝利に貢献した。加入発表からわずか1日後に代表のチームメートでもあった香川真司（33）と2トップを組んで登場。岡崎と香川の2人の“シンジ”が同じチームで先発するのは、日本代表がW杯ロシア大会直前の18年6月12日に行った親善試合パラグアイ戦以来だった。

　岡崎は持ち味の豊富な運動量を発揮して前線からボールを追い、前半7分には左クロスに頭を合わせてシュートを放った。チームは前半17分に右CKからDFライストナーが先制点を挙げ、1―0でハーフタイムに突入。後半6分には岡崎が守備に戻ってボールを奪い、ヒールパスで香川につなぐと、そこからロングパスで攻め上がったDF橋岡大樹（23）がシュートまで持ち込む場面もあった。岡崎はゴールにこそ絡まなかったものの、デビュー戦でいきなりフル出場。3分け1敗だったチームは開幕5戦目で初勝利を挙げた。