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森保監督 開幕戦ゴールの久保を絶賛「ゴールに向かっていく姿勢が結果に表れた」

[ 2022年8月16日 14:43 ]

日本代表の森保監督
Photo By スポニチ

 サッカー日本代表の森保一監督(53)が16日、オンライン取材に応じ、移籍初戦で得点を決めたレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)について「素晴らしかった。ゴールに向かっていく姿勢が得点という結果に表れて良かった」と賛辞を並べた。

 今季レアル・マドリードから完全移籍で加入した久保は14日のリーグ開幕戦カディス戦に先発。前半24分に右足ボレーで今季初ゴールを決めて1―0勝利の原動力になった。

 中盤ではなく2トップの一角でプレーしたが、森保監督は「トップのフリーマンみたいな感じで、他の選手とローテーションしながら、スペースを探して賢くプレーしていた」と高く評価した。
 日本代表ではこれまでトップ下が主戦場だった。6月の親善試合ではインサイドハーフも経験した。システムが異なるとはいえ2トップでプレーして結果を出したことで日本代表での起用法にも注目が集まる。

 ただ指揮官は「タケ(久保)の良さを出させてあげたいと思うけど、その前にチームの戦い方、コンセプトがある。まずはチームの戦い方を一番に考えた中で彼の良さを発揮できるポジションや役割を伝えていきたい」と慎重に話した。

 マジョルカでプレーした昨季は持ち味を出せず苦しんだ。日本代表でもいいプレーができなかった。森保監督も5月に「一皮むけないといけない時かなと思っている」と話していた。

 久保の現状について森保監督は「結果を出してるので彼の成長は間違いなくある」と進化を認めた上で「1試合だけで全てが変わることはない。レベルアップするために何をしなければいけないのか整理できてる選手だと思うので、シーズンの中で試行錯誤してより自分が生きる形にしてほしい」とさらなる成長を促した。

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2022年8月16日のニュース