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森保監督 大迫勇の9月の欧州遠征招集に言及「候補に入れて考えていきたい」

[ 2022年8月16日 15:46 ]

日本代表の森保監督
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 サッカー日本代表の森保一監督が16日、オンライン取材に応じ、日本代表から外れているFW大迫勇也(32=神戸)について9月の欧州遠征に招集する可能性に言及した。

 大迫勇は長く日本代表のエースストライカーとして君臨してきたが、3月のW杯最終予選を負傷で辞退して以降は招集されていない。所属する神戸でも出場時間を限定したプレーが続いていた。しかし、13日の札幌戦では負傷から復帰後最長の78分間出場。屈強な体を生かしたポストプレーと正確なパスで好機を演出した。

 この試合を視察していた森保監督は「コンディションは上がっている。足もとや空中戦でうまく攻撃の基点になっている。守備でも素早いアプローチでチーム全体の守備のスイッチを入れられる」と攻守に貢献度が高かったことを評価した。

 9月23日の米国戦、同27日のエクアドル戦はW杯メンバー発表前最後の強化試合。メンバー選考、チーム作りにおいて重要な2試合となる。1トップの有力候補となる大迫勇を招集する可能性について指揮官は「候補には入れて考えていきたい。彼のコンディションを見極めて、他の選手と比べて決めたい」とリストに加えていることを明かした。

 その上で「米国戦、エクアドル戦はインテンシティーとデュエルの強度が増す。コンディション的に耐えていけるか。視察したり情報を取ったりして考えていきたい」とコンディション次第で判断する方針を示した。

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2022年8月16日のニュース