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JFL鈴鹿・カズ 「百年構想クラブ」資格剥奪も「諦めたら終わり。地元から愛されるよう乗り越えていく」

[ 2022年7月3日 06:00 ]

サポーターの激励の横断幕を背にたたずむ鈴鹿・カズ
Photo By スポニチ

 JFL鈴鹿ポイントゲッターズのFW三浦知良(55)が2日、チームの「百年構想クラブ」資格剥奪後、初めて公の場に姿を現した。「J3昇格の権利がなくなったのは残念」と話した一方で、「夢も希望も諦めたらそこで終わり。地元から愛されるように、乗り越えていく」と宣言。「一緒に目標や夢に向かって戦ってほしい。鈴鹿を支えてほしい」とサポーターに共闘を呼び掛けた。

 「Jリーグ昇格というのは、僕たちだけが夢見て頑張ってるわけじゃない。鈴鹿市民、三重県民、いろんな人が応援してくれる中で(挑戦)できている。サポーターの力が必要。クラブの存在価値をみんなで高めたい」

 炎天下、1000人を超えるサポーターが集結した再出発の一戦は0―4。ショックを引きずったかのような大敗だったが、下を向いてばかりもいられない。11月には百年構想クラブの再申請が可能。承認されれば最短で24年に昇格する可能性はある。カズ自身の契約も来年1月31日まで残されており、今後も全身全霊を傾ける。

 「僕自身は1月31日まで契約がある。その契約を全うしたい。リーグ4位以内に入り“失格がなければ昇格できたのに”というところへ持っていきたい。そうすることでサポーターも含め、来年への士気が上がる」

 帰路に就く際は自発的にサイン会を開いた。道のりが険しいからこそ、先頭に立つ。それが幾多の苦難を乗り越えてきたカズの使命だ。(八木 勇磨)

 【鈴鹿・カズと一問一答】

 ――「百年構想クラブ」失格を受けて。
 「どうなるか分からない中で、1月に契約した。まったくなかったことが急に現れて決まったわけではない。(資格剥奪も)覚悟して、クラブを信じてここまできた。これもクラブの歴史として一からやり直して、三重県、鈴鹿市が誇れるクラブになりたい」

 ――サポーターも激励の横断幕を張った。
 「ピッチで結果を出し、サポーターに示していかないといけない。今回の騒動で離れていくサポーターもいるかもしれないが、1人でも多くのサポーターがJ昇格に向けて、一緒に戦ってほしい」

 ――今後、自身はどこに目標を置くのか。
 「勝って少しでも多くサポーターを集めるしかない。11月の最終戦まで大事に戦う。来年につながるシーズンにする」

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