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鳥栖・相良 九州ダービーで値千金の同点弾 公式戦初得点に「素直にうれしい。ほっとした」

[ 2022年6月23日 04:30 ]

天皇杯   鳥栖3-2熊本 ( 2022年6月22日    えがおS )

天皇杯<鳥栖・熊本>前半、ゴールを決め喜ぶ鳥栖・相良(撮影・岡田 丈靖)          
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 鳥栖がJ1の貫禄を見せた。熊本との九州ダービーを制し、ベスト16入り。リーグ戦で出場機会が少ない選手たちが躍動した。

 左サイドで先発したプロ2年目のMF相良が、川井監督に与えられた「ビッグチャンスと得点を取ること」というタスクをやり遂げた。先制された直後の前半22分、左サイドから豪快な同点弾。「左で打とうと思ったがコースに入られたので切り返して得意なところで打てた。うまく決められた」。プロとしての公式戦初得点に「素直にうれしい。ほっとした。期待に応えられたかな」と安どの表情で、指揮官は「相良がやるべきことをしっかりやってくれた」とねぎらった。「このゴールや自分のプレーは今後につながる」。ユース出身の逸材は、今季リーグ戦でチームに貢献できなかった悔しさを後半戦にぶつける。

 後半13分に垣田が勝ち越し、同29分には宮代が点差を広げるゴールを決めた。今季初の逆転勝ちを、川井監督は「先制点を取られたが、ズルズルいかず食い止められたことが良かった」と評価した。 (村田 有子)

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2022年6月23日のニュース