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久保の来季期限付き移籍先にRソシエダード浮上 地元紙が報道、今季6位で欧州リーグ出場権獲得

[ 2022年6月23日 09:34 ]

マジョルカの久保建英(ロイター)

 サッカーの日本代表MFでスペイン1部マジョルカへの期限付き移籍期間が満了する久保建英(21)に関し、来季期限付き移籍先の候補にレアル・ソシエダードが浮上したと地元紙アスが22日に報じた。

 24年までレアル・マドリードとの契約が残る久保だが、同クラブでプレーするために必要なEU圏外選手枠はコロナ禍による手続きの遅れが響いて当面は空きができない見通し。その中で過去2季も久保の期限付き移籍に動いていたRソシエダードが、改めて久保の獲得に意欲を示しているという。

 今季のマジョルカでは公式戦31試合に出場したものの、2得点にとどまって1部残留が懸かった終盤戦はたびたび先発を外れるなど不完全燃焼なシーズンとなった久保だが、Rソシエダードは日本代表の能力を高く評価。Rマドリードも久保が能力を発揮しやすい攻撃的でポゼッション指向のクラブへの期限付き移籍を希望しているという。Rソシエダードは今季リーグ戦6位で来季欧州リーグ出場権を獲得。久保が加入すれば欧州カップ戦で戦う機会を得ることもできる。

 19年夏のRマドリード加入後、マジョルカ―ビリャレアル―ヘタフェ―マジョルカと期限付き移籍を繰り返す久保の新天地がどこになるのか。W杯カタール大会(11月21日開幕)を控える中で出場機会の確保はW杯メンバー選出にも大きな影響を及ぼすだけに目が離せない。

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2022年6月23日のニュース