×

冨安 14日チュニジア戦で復帰へ 「しっかりトレーニングして準備するだけ」

[ 2022年6月12日 12:46 ]

全体練習に合流した冨安(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 日本代表DF冨安健洋(23)が、14日のキリン杯決勝チュニジア戦(吹田ス)で復帰する可能性が高まった。所属先のアーセナルで負傷した右太腿痛を抱えて代表活動に参加し、別メニュー調整を続けていたが、11日の練習ではフルメニューを消化。12日のオンライン取材で、「きのう練習に入って問題なかったですし、あと2日しっかりトレーニングして準備するだけです」と出場に意欲を見せた。

 冨安は左ふくらはぎを痛め、今年1~3月のW杯最終予選4試合を欠場。さらにシーズン終盤に右太腿を痛めて再び戦線離脱を強いられた。長期離脱となった左ふくらはぎの負傷についてこの日「何をしたらいいのか分からない状況で、かなりしんどかった」と吐露。それでも試行錯誤して乗り越え、今回の右太腿の負傷に関しては「ケガはしてますけど、体の使い方がいい方向に変わってきているんじゃないか」とポジティブに捉えているという。

 今回は昨年11月以来となる代表活動。ここまでの3試合では欠場を強いられたものの「日本代表のベースをあらためて把握することができて、選手同士でサッカーの細かい話しができている」と、ピッチ外で有意義な時間を過ごしている様子だ。

 プレミア1年目はケガに泣かされたものの、右サイドバックを主戦場とし実力を発揮。各方面から高い評価も得た。半年を切ったW杯本大会へ向け冨安は「W杯ではドイツ、スペインと同じ組ですし、いまやっている相手だったり、アジアより数段レベルが上がるので、そういったところで、普段プレミアでやっている経験値をチームに還元できればいいなと思っています」と話した。 

続きを表示

2022年6月12日のニュース