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横浜のFWエウベル「早く慣れて準備しないと」 ベトナムの気候や環境の対応力がカギ ACL1次リーグ

[ 2022年4月14日 16:32 ]

FWエウベル(C)Y.F.M
Photo By 提供写真

 横浜のFWエウベル(29)が14日、16日にスタートするACL1次リーグに向け集中開催地のホーチミン(ベトナム)からオンラインで取材に応じた。

 横浜は初戦で対戦する地元のホアンアイン・ザライ(ベトナム)ほか、全北(韓国)、シドニーFC(オーストラリア)と同じH組。過去の実績や実力的に全北が最大のライバルとなりそうだが、現地の気候や環境への対応力も鍵を握りそうだ。

 ホーチミンは高温多湿で、日中の最高気温は35度を超える。試合が行われる夜は20~25度ほどまで下がるというが、エウベルも「気温は(今の)日本とは異なる。暑さ、湿度はぜんぜん違う。自分も含め、早く慣れて準備しないといけない」と指摘する。

 さらにこの時期は突然の豪雨、いわゆるスコールも多発するようで、13日の現地初練習では早速体験。ACL初出場となるブラジル人FWも「雨が降ってきて、状態もピッチも全然、違ってしまった」と前日の様子を振り返り、「早くそういう天候、ピッチ状態の変更にも慣れていかないと。言い訳にはならないので、早く慣れていかないといけないなと思います」と強調した。

 チームにとっては2年ぶり5度目のACL。J王者として臨んだ20年大会では、クラブ史上初の1次リーグ突破を果たしながら、16強敗退と悔しい思いをした。悲願のアジア初制覇へ、母国ブラジルではACLに相当する南米王者を決めるリベルタドーレス杯出場の経験を持つエウベルは「マリノスはまだACLのタイトル獲っていないので、歴史に名を残すことをやっていきたい。僕もACLのタイトルを獲るという強い気持ちを持っています」と強い意気込みを見せた。

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2022年4月14日のニュース