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鹿島・綺世 途中出場で決勝弾!W杯へ存在感

[ 2022年4月3日 05:30 ]

明治安田生命J1第6節   鹿島2ー1清水 ( 2022年4月2日    カシマ )

試合終了間際、ゴールを決め駆け出す鹿島・上田(右端)(共同)
Photo By 共同

 明治安田生命J1リーグは2日、8試合を行い、鹿島が清水に2―1で逆転勝利し、昨年5月以来の4連勝を飾った。1―1で迎えた後半終了間際、途中出場した日本代表FW上田綺世(23)がFW鈴木優磨(25)のクロスを頭で合わせて決勝ゴールを挙げ、W杯カタール大会に向けて存在感を発揮した。

 上田がW杯アジア最終予選ベトナム戦で無得点に終わった鬱憤(うっぷん)を決勝ゴールという形で晴らした。後半48分、引き分け濃厚となった状況を一撃で打開すると「スペースを空けて強く入っていった。チームを勝たせる点が取れた」とエースの仕事に満足感を漂わせた。

 激動の代表活動を終えて3月30日にチームに合流した。「良い雰囲気でチームに戻って来た」と評していた、ヴァイラー監督は勝負どころで上田を起用。W杯で対戦するスペイン、ドイツへの切り札として森保監督へのアピール弾にもなった。

 日の丸への期待は高まるが、「鹿島の試合だったので、代表の話はしない」と淡々と語る。ただ、その視線の先には11月のW杯本大会を間違いなく見据えている。

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2022年4月3日のニュース