鹿島・岩政監督代行がリーグ戦で“有終の美”「新米コーチを支えてくれて感謝」

明治安田生命J1第4節第1日   鹿島2－0神戸 （ 2022年3月11日    ノエスタ ）

＜神戸・鹿島＞　後半、追加点を決め岩政監督代行と抱き合う鹿島・鈴木　（撮影・後藤　大輝）
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　鹿島の岩政大樹監督代行（40）がリーグ戦で“有終の美”を飾った。「ヴァイラー監督に引き渡す前に連勝したいと選手には言っていた。応えてくれたのはうれしかった。サポーターの皆さんも新米コーチを支えてくれて感謝しています」と感慨深げに語った。

　第5節・湘南戦（19日）からは、来日が遅れていたレネ・ヴァイラー監督が指揮を執る予定で、岩政監督代行としてリーグ戦を戦うのは神戸戦がラストとなる。まだ15日にルヴァン杯・大分戦を残すが「まだ気持ちを切らしちゃいけないが、リーグはここで一区切りと話した」と語った。

　監督代行として、プレッシャーの懸かる日々だった。「ほとんど毎日寝られていない。数時間おきに目が覚めた。昨夜も何回も緊張で起きた」と苦笑いした。

　公式戦3勝2敗、リーグ戦は暫定3位という位置でヴァイラー監督に引き渡すことについては一定の手応えもつかんでいる。「システムを変えながら戦うということは落とし込めた。幅を持ったチーム作りはできた。ここからはスタッフとして支えていきたい」と意気込んでいた。