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東京Vの馬場と山本 U-21日本代表合宿で得た経験胸にパリ五輪への決意語る

[ 2022年3月11日 16:19 ]

 東京VのDF馬場晴也(20)とMF山本理仁(20)がオンラインで取材対応し、パリ五輪への決意を語った。

 9日までのU-21日本代表合宿に参加、練習試合にも出場。馬場は「持ち味の攻撃の起点になるところなどは出せた」と振り返る。26年パリ五輪については「元々目指していたところ。東京でやっていたのを見てよりあそこに立って活躍し、世界に行きたいと思った。ユース年代から日の丸の重みは感じていたが、それ以上」と目を輝かせた。下部組織時代から攻撃の組み立てができるDFとして注目されていたが、今季は開幕から3試合CBのスタメンで出場、チームも1勝2分けと好調だ。「自分は高さがないが、予測やポジショニングで補える。そこが成長できれば」と課題も捉えている。

 山本も東京VではMFのポジションをつかんでいるが、パリ五輪があることでさらに前を見すえることができるようになった。「U-15に入ったときから五輪があると、意識してきた。東京五輪でトレーニングパートナーに選ばれて肌で感じてよりそこへ行きたいと思った。あの環境でプレーしたいという思いは段々強くなってきた」と振り返る。そして「ピリピリ感が親善試合とは全然違う。普段では感じられないし、自分の経験値が上がる」という。ボランチもCBもサイドバックもこなすユーティリティーでまだまだ伸びしろもある。U-21日本代表合宿の経験をチームに還元させれば、チームが上位に進出する可能性は十分にありそうだ。

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2022年3月11日のニュース