京都MF松田が初の古巣戦「徐々に高揚。気持ちで負けない」12日アウェー湘南戦

京都MF松田

　京都MF松田天馬（26）が古巣との初対戦に気合を入れた。12日に敵地で戦う湘南は、プロキャリアをスタートさせ、4年間在籍したクラブ。レギュラーとして活躍していたが、一昨年オフ、チョウ貴裁監督を慕ってJ2を戦っていた京都への移籍を決断した。

　「徐々に高揚している部分はある。昔の仲間と戦えるのは楽しみですし、良いプレーをして成長した姿を見せたい。手の内を知っているので潰しにくると思うけど、気持ちで負けないようにしたい」

　昨季は左FWが主戦場だったが、今季は湘南時代と同じインサイドMFでプレーする。その中で「ボールにより関われるようになった。ゴール前にも顔を出せるようになった」と湘南時代からの成長も実感。今季初得点を見据えた。

　リーグ・磐田戦（5日）に敗れたチームにとっては“リバウンドメンタリティー”を問われる一戦。「攻守両面の切り替え、球際の激しさは勝敗に関わってくる。この1週間で改善してきたところを出せれば良い」。古巣を撃ち、チームを一段階上に成長させる。