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前橋育英 1メートル58の高足が大仕事2発 流通経大柏の兄・龍の分まで「優勝したい」

[ 2022年1月3日 05:30 ]

第100回全国高校サッカー選手権 3回戦   前橋育英2-1鹿島学園 ( 2022年1月2日    熊谷陸 )

<前橋育英・鹿島学園>後半、前橋育英・高足(中)はゴールを決め喜ぶ(撮影・西尾 大助)
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 前橋育英のスーパーサブが大仕事だ。エース守屋の負傷で前半終了間際に入った身長1メートル58のFW高足善(2年)が2得点。

 「3年生には(自分が)1年生の頃からお世話になっている。恩返しの気持ちで自分が点を取ってやろうと思っていた」。

 後半17分に先制点を決めると、1―1の同39分は味方のシュートをGKがはじいたところに反応し、左足で決勝弾を生み出した。

 2戦連発は一学年上の兄のためでもあった。「小さい頃から自分のライバルですし、憧れですし、尊敬できる存在」だという龍(3年=流通経大柏)は1回戦でまさかの敗退。楽しみにした今大会での兄弟対決は実現しなかった。

 だからこそ、その思いも背負ってピッチで躍動する。「(兄には)LINEで言ったが、お兄ちゃんのためにも優勝したい」。あす4日の準々決勝の大津(熊本)戦には観戦に駆けつけてくれるという。兄弟の絆で高足は頂点へ突き進む。

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2022年1月3日のニュース