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シュツットガルト遠藤航が冬季中断期間の特別休暇を辞退 後半戦の巻き返しへチームと始動

[ 2022年1月3日 23:46 ]

MF遠藤航
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 シュツットガルトのMF遠藤航(28)が冬季中断期間でオフの延長を認める追加オプションを行使しなかったとキッカー誌が3日に報じた。

 クラブの主将としてチームを支える大黒柱は東京五輪で日本のオーバーエージ枠を埋め、昨夏以降は日本代表でのW杯予選も含めて公式戦30試合に出場。そのうち27試合がフル出場だった。ドイツでは長距離移動など疲労蓄積によるパフォーマンス低下を指摘する声もある中、マタラッツォ監督は冬季中断期間で遠藤に他の選手より2日多い休暇取得を提案したという。しかし、遠藤はチームの始動日に姿を見せ、指揮官は「チームとともに始動したかったようだ。それが彼の性格を表している」と指摘した。

 チームは前半戦でリーグ16位に沈み、遠藤のパフォーマンスは昨季ほど安定していないとみられているが、マタラッツォ監督は「まずまずのプレーをしている。ワタルは前を行き、戦い、常にパフォーマンスの限界までいく。(限界が)どこにあってもだ。彼のメンタリティーと姿勢には感心させられる」と称賛。後半戦は1部残留に向けてチームを引っ張る活躍が期待される。

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2022年1月3日のニュース