なでしこ・池田新監督「次の新しい“景色”をつくりに」20日からW杯予選

なでしこジャパンの池田太監督（撮影・篠原　岳夫）
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　新たなスタートを切る22年。熱のこもった指導から、選手たちに「熱男」と呼ばれるなでしこジャパン・池田太監督（51）は「これから次の新しい“景色”をつくりにいきたい」と、思いを語った。

　8強だった東京五輪を区切りに、昨年10月に高倉麻子前監督からバトンタッチ。敵陣でボールを奪う回数が少なかった五輪の反省から、新チームでは「アグレッシブさ」がテーマ。11月のオランダ遠征では前線からの守備で敵のパスコースを限定し、ボールを奪う果敢さも垣間見えた。

　今月20日には23年W杯予選を兼ねたアジア杯が控える。「コロナ禍で不安定な状況だったので、22年は大きな声で喜び合えるシーンをつくりたい」。新生なでしこの“笑顔”から22年の幕が開ける。