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天皇杯川崎F―大分戦、観戦者1名からコロナ陽性反応 JFAは他の観客に濃厚接触者なしと発表

[ 2021年12月16日 19:20 ]

12日の天皇杯準決勝、川崎F―大分戦には1万7595人が観戦に訪れていた
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 日本サッカー協会(JFA)は16日、12日に行われた天皇杯準決勝(等々力)の川崎F―大分戦の観客1人から新型コロナウイルス陽性反応が確認されたと公式ホームページで発表。「感染されたお客さまには心よりお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い回復をお祈りいたします」とのコメントを掲載した。

 JFAによると当該する観客1人は試合当日、スタジアム入場時の検温において異常はなく、スタジアム内では常にマスクを着用しており、会話や発声はなかったもよう。その観客は管轄する保健所により海外からの入国した陽性者の濃厚接触者に特定され、試合観戦ののち陽性判定を受けたと報告した。

 さらに観戦していたエリアもSA席メインベンチ左側、メイン上層北側Bゲート216、217ブロックだったと公表。「来場された他のお客さまに関して、管轄する保健所より濃厚接触者に該当する方はいないとの判断をいただいておりますが、体調が優れない方や不安をお持ちの方におかれては、お近くの医療機関において検査を受けていただくようお願いいたします」と呼びかけた。なお、当日の観客数は1万7595人だった。

 一方、東京都は同日、新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」の感染者の濃厚接触者の1人が12日に天皇杯の同戦を観戦していたと発表。この男性は15日に新型コロナ陽性と判明、現在入院中で症状はない。男性の家族3人と職場の同僚7人が濃厚接触者と認定された。都はスタジアムで周辺の座席にいた80人や、職場の同じフロアにいた100人以上にPCR検査を勧める。

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2021年12月16日のニュース