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3代目マルディーニ セリエA初先発で初ゴール リーグ初の親子3代ゴール

[ 2021年9月26日 14:26 ]

セリエA   ACミラン2―1スペツィア ( 2021年9月25日    イタリア・ラスペツィア )

ACミランのダニエル・マルディーニ(AP)
Photo By AP

 ACミランのダニエル・マルディーニ(19)がセリエA史上初の親子3代ゴールで勝利に貢献した。中盤の攻撃的な位置でリーグ初先発を果たし、後半3分に右クロスに頭を合わせて公式戦初ゴールとなる先制弾。1―0の後半14分までプレーし、2―1で勝ったチームは暫定首位に浮上した。

 マルディーニは「激しい感情に見舞われたよ。厳しい試合だったけど勝ち点3を持ち帰ることができた」と満足げ。前日にピオリ監督から起用を告げられたが「リラックスしていたよ」と振り返る。「ピッチでスペースを探すのに苦労したけど、後半は少しオープンになった」と話し、ゴールにつなげた。

 16年に84歳で亡くなった祖父チェーザレは元イタリア代表監督で、父パオロ(53)はACミラン一筋で同国代表でも126試合に出場した。現在はクラブのテクニカル・ディレクターを務め、この日はスタンドで愛息のゴールを見届けた。

 マルディーニは父に関して「とても要求が厳しいけど、アドバイスで助けてくれる」と感謝している様子。父と祖父はいずれもDFでミランの主将も務めたレジェンドで、その血を受け継いだ3代目が新たな伝説をつくっていくことになりそうだ。

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2021年9月26日のニュース