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FC東京・長友、4144日ぶりJリーグのピッチ 復帰即先発で勝利貢献!声で味方を鼓舞

[ 2021年9月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第29節   FC東京4-0横浜FC ( 2021年9月18日    味スタ )

<FC東京・横浜FC>前半、ゴール前に攻め込む長友(撮影・篠原岳夫)
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 明治安田生命J1リーグは各地で10試合が行われ、FC東京は横浜FCに4―0で勝利した。12日に完全移籍で加入した日本代表DF長友佑都(35)は左サイドバックで先発。10年5月15日の清水戦以来、4144日ぶりのJ出場で“効果”を発揮し、チームの大勝に笑顔だった。首位の川崎Fは徳島を3―1で下し、名古屋に1―2で敗れた2位横浜との勝ち点差は、再び4と広がった。

 これが“長友効果”だ。激しい雨が降りしきる中、それでもベテランが伝播(でんぱ)させた熱は下がらなかった。前半17分、右サイドで味方が後ろにボールを下げると長友が吠えた。「後ろいらない、それ!」。世界基準を知る男がチームメートに厳しく要求。仲間たちが呼応した。2分後にブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラが先制弾。さらに2分後にはMFレアンドロの追加点が生まれ、一気に突き放した。

 開始直後から長友節は全開だった。J出場は4144日ぶり。それでも長く在籍するリーダーのように指示を出し続けた。「細かい戦術などいろんな声を掛けたが、一番掛けたのはみんなのモチベーションを上げる声。前節は熱量が足りないと思ったので、鼓舞する声掛けをした」。言葉に重みを持たせるように、ピッチ上で一切の妥協はなかった。左サイドを何度も上下動し、時には最前線に顔を出した。

 12日に完全移籍での加入が発表され、チーム練習に本格合流したのは15日。電撃復帰からたった6日だが、チームの雰囲気を一変させた。長谷川監督は「選手たちが熱を感じるような試合をやってくれた」と振り返り、その要因を「もちろん長友佑都君の存在」と分析。「太陽のような選手」と手放しで称賛した。

 五輪開幕前に始まった“地獄のロード”を終え、味スタに帰還して2戦目。今季チーム最多タイの4得点で6月27日の大分戦以来、約3カ月ぶりにホームで勝ち点3を獲得した。前回の勝利と違うのは、背番号50の存在だ。「東京は絶対に強くなるという確信を持っています!」。強い青赤軍団に生まれ変わる第一歩を、長友とともに踏み出した。

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