川崎F“ACLショック”振り払う3発 陥落危機の一戦で首位守った 再び横浜引き離し4差

[ 2021年9月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第29節   川崎F3-1徳島 ( 2021年9月18日    鳴門大塚 )

<徳島・川崎F>前半、勝ち越しゴールを決め喜ぶ川崎F・脇坂(左手前)ら
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 イレブンのホッとした表情が全てを物語っていた。“救世主”の出現もあった川崎Fが、敵地で徳島を撃破し首位を死守。引き分け以下で陥落の可能性もあった一戦で、2得点を決めたFW知念は「チームも自分も凄く気合が入っていた。結果を出せてうれしい」と喜んだ。

 ACLの敗退から中3日。肉体的にも精神的にも苦戦が予想された中、チームに勢いをもたらしたのが、この日がJデビューとなったブラジル人FWマルシーニョだ。まずは前半34分。高速ドリブルでPKを獲得し、知念の先制弾を“お膳立て”。4分後に一度は追いつかれたが、同42分には絶妙なパスでMF脇坂の決勝弾をアシストした。後半17分に負傷退場したが、海外移籍した三笘の穴を埋める圧巻のプレーだった。

 チームは今月5日のルヴァン杯に続き、14日に敵地で行われたACL決勝トーナメント1回戦でも蔚山(韓国)に屈して敗退。わずか10日間で2つのタイトルの可能性を失った。中でもACLは今季掲げた最大目標。影響が心配されたが、不屈の精神力で乗り越えた。

 脇坂が「気持ちの入った試合ができた」と胸を張れば、鬼木監督は「優勝を目指す上で、勝ち点3が一番大事だった」とホッとした様子。リーグ連覇へ、王者が一丸となってACL敗退のショックを払拭(ふっしょく)する、大きな1勝を挙げた。

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