パラ5人制サッカーで　日本は中国に敗れ、準決勝進出を逃す

東京パラリンピック・5人制サッカー・1次リーグA組   中国2―0日本 （ 2021年8月31日    青海アーバンスポーツパーク ）

＜パラリンピック　　5人制サッカー　日本・中国＞前半、中国に2点目の奪われた佐々木ロ（3番）、黒田（11番）、田中（右から3人目、7番）、川村（10番）、GK・佐藤（1番）ら日本代表（撮影・坂田　高浩）
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　日本は最終戦で中国に0―2で敗れ、準決勝進出を逃した。引き分けでも突破が決まる状況だったが、前半12分に先制を許すと、同18分にも失点。中国の厳しいプレッシャーに苦戦が続き、シュート数でも5―15と圧倒された。エースの川村怜は「自分たちの方が気持ちで勝っていたと思う」と振り返ったが、それでも壁として立ちはだかってきたアジアの強豪に敗戦。「悔しい。相手のフィジカルと寄せの強度が高い中でシュートを打ちきれるかが求められた」と振り返った。

　順位決定戦に回ることになったが、初出場ながら初戦のフランス戦で白星を挙げて足跡を残した。「大会に入って3試合で日々、成長を感じられた。新たな境地に達したと思う。素晴らしい景色を見させてもらった」。初出場で得た経験を今後の糧にする。