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浦和、特注フェイスガードのFWユンカーが8戦ぶり弾!3バック新布陣で公式戦4連勝

[ 2021年8月25日 22:40 ]

明治安田生命J1第26節   浦和1―0広島 ( 2021年8月25日    浦和駒場 )

<浦和・広島>前半15分、フェイスガードをつけ試合に臨んだ浦和・ユンカーはゴールを決め喜ぶ(撮影・西海健太郎)
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 浦和がホーム広島戦に1―0で勝利し、3連勝を飾った。フェイスガード姿の助っ人、FWキャスパー・ユンカー(27)が8戦ぶりの今季8得点目となるゴールを決め、攻撃をけん引した。前半15分、MF伊藤のスルーパスに抜け出たMF関根が中に切れ込みながらシュート。惜しくもGKに弾かれたが、素早く反応したのが、ユンカーだった。

 4月の加入後、得点を量産して来たユンカーもリーグ戦では6月20日の湘南戦以来、得点がなかった。10日の練習中には右頬骨を骨折し、12日に手術。それでも特注のフェイスガードを作製し早期復帰。影響は感じさせなかった。「カスタムメイドで世界唯一のフェイスガードです。“なし”の方が良いけどプレーするのに必要なら使う。怖さは全くないです。またゴールが決められて良かったです」と笑った。

 徳島戦から中3日で迎えた広島戦。従来の4バックではなく3バック布陣で臨んだ。DF槙野は「今季、3バックの相手にボールを持たれたり、勝ち点を取りこぼした試合があった。(徳島戦後に)3枚の形を練習をして手応えがあった。初めてやる選手の並びでしたが、難なくやれたかなと。いい形で前半に1点取れたので後は割り切って守るだけでした」と話した。

 今夏、加入したDF酒井、ショルツらとも修正点があれば試合中でもゲームが止まった瞬間や給水タイムなどを使ってすぐに話し合っているという。個々に強度も高い選手が揃ったDFラインは18日の天皇杯J2京都戦から3戦連続で無失点と安定感を増している。この日は後半35分からFW木下もJデビューし、今夏加入した5選手が全員出場した。新生レッズが、公式戦の連勝を「4」に伸ばした。
 

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2021年8月25日のニュース