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上田綺世、五輪の悔しさ晴らす先制弾!4発口火で快勝貢献「鹿島に尽くしたい」

[ 2021年8月25日 21:40 ]

明治安田生命J1リーグ 第26節   清水0―4鹿島 ( 2021年8月25日    アイスタ )

<清水・鹿島>前半18分、上田が先制ゴールを決める(撮影・篠原岳夫)
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 鹿島が4発快勝で5位に浮上した。0―0で迎えた前半18分に、FW上田綺世(22)が右足で先制ゴール。前半終了間際にはMFカイキ(29)、2点リードの後半にはMF和泉竜司(27)、MF遠藤康(33)がネットを揺らし、2月の開幕戦で敗れた清水相手にリベンジを果たした。次節28日にアウェーで2位・横浜と対戦する。

 エースの一発が、ゴールラッシュの口火を切った。0―0の前半18分、敵陣中央で受けたFW上田が振り向きざまに右足を一閃(いっせん)。ワンバウンドでゴール左へ突き刺さし、先制のネットを揺らした。「チームに勢いをもたらせたかった。信じて打った結果が結びついた」と、8戦ぶりの先発ピッチで躍動した。

 東京五輪は全6試合に出場するも、無得点と不完全燃焼に終わった。それでも、上田は「厳しい環境で戦ったぶん、自分なりに課題だったり、もっとこうなりたいという欲も出た。そこを磨けるのは、ここしかない。ステップアップするにもまず、自分の環境でがむしゃらにトライしていく必要があるので、鹿島に尽くしたい」と前を向いた。

 代表での悔しさは代表でしか晴らせない。次に狙うA代表入りへ、メンバー発表前日に猛アピールの一発を放った。

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2021年8月25日のニュース