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采配ズバリ!なでしこ・高倉監督「我慢しながらの勝ち点3」 一発勝負の決勝Tへ「ここから別の戦い」

[ 2021年7月27日 22:05 ]

東京五輪第5日 女子サッカー1次リーグE組   日本1ー0チリ ( 2021年7月27日    キューアンドエースタジアムみやぎ )

高倉監督(AP)
Photo By AP

 1次リーグ第3戦でチリ代表と対戦した日本は、日本としては初の有観客試合の中で、後半32分、途中出場のFW田中美南(27=INAC神戸)のゴール前で右足を振り抜いて先制。その1点を守り抜いて1―0で勝利し、勝ち点4で決勝トーナメント進出を決めた。

 勝ち点3をもぎ取った高倉監督は「前半からいい形を作れていた。ですけど、中々ゴールを割ることが出来なかった。でもとにかく焦れずに貫き通して、本当に我慢しながらの勝ち点3になった」とホッとした表情を見せた。

 後半の頭から田中、後半10分から遠藤を投入し待望の先制点に繋がった。「とにかく点が欲しいという交代。全体的なバランスもあるし、攻撃的なところで良いところを出していこうという風に考えて交代した」と采配が当たった。

 決勝トーナメント進出を決め、中2日での準々決勝の戦いへ「今日勝ったことで、迷いだったり、そういったものは飛ぶ。ここから別の戦いになる。一発勝負なので。充分相手を研究しつつ、自分たちのサッカーをやり続けたい」と見据えた。

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2021年7月27日のニュース